「楽な」労務管理の実現に向けて

経営支援はなぜ必要か

一人であらゆる課題を背負い込み無理を続けて「努力」し続けたとしたら、

果たしてその「努力」は報われるものでしょうか?

残念ながら、「NO」の疑いが濃厚です。

なぜそのように言えるのでしょうか?

それは、無理していると人が冷静に行動することが困難になるためです。

 

トラブル等に遭い、極限の状況下にさらされると人は冷静さを失います。

そして冷静さを失うと、本来取るべき行動が取れない場面にしばしば出会います。

本来取るべき行動を取れず、幼少の頃に形成された思考パターンに基づいて行動するのです。

「三つ子の魂百まで」ですね。

詳しくは、心理学である「交流分析」を学ばれると改めてご納得いただけると思います。

 

極限の状況が頻繁に訪れるのが労務管理です。

多岐にわたる法令を理解した上での煩雑な事務作業による課題の増加に加え、

労使トラブルは経営者、従業員ともに極限の状況にさらされる場面と言えるでしょう。

頻繁に訪れる極限の状況の火種は

・腹心の部下の金銭着服

・ブログやSNSを使った情報漏えい

・ちょっとしたコミュニケーションの行き違いによる新型うつ病発症

・退職者から起こされるハラスメントについての訴え

・退職者がもたらす情報漏えい

・退職者から起こされる未払い残業代請求

・警察官としての労働基準監督官による臨検

などなど枚挙に暇がありません。

 

お互いにとって極限の状況下でお互いが冷静さを失った場合、結末はどうなるでしょうか?

ズバリ、さらに争いがエスカレートし、解決に向けて多くの時間と労力を割くことになります。

 

一言で言えば、

楽な」労務管理ができない→冷静に行動できない→争いが激化→課題が増える

→ますます「楽な」労務管理ができない…→負のスパイラルに陥ります。

そうなると、ますます「努力」しなければならず、疲れ果てて「志」が潰れてしまいます。

 

それを予防するためには

・事務のアウトソーシング先を確保し「ご自身の課題を減らす」

・幼少の頃に作られた行動パターンを継続的に修正しつつ「ご自身の課題の減らし方を考える」

ことが不可欠になります。

一言で言えば心も体も「になる」ことが「志」を潰さないための不可欠の前提です。

 

以上から、経営支援は不可欠と言えるでしょう。